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5軸制御マニシングセンター
MX520

 5軸制御マシニングセンター(Machining Center)とは、工作物の取り付けを変えずに、フライス、穴あけ、中ぐり、ねじ立てなどの種々の作業ができる工作機械のことを指します。この機械は、直交するX軸、Y軸、Z軸の他に、回転する軸、例えば、A軸とC軸とを持つ5軸制御マニシングセンターで、同時5軸加工が可能です。さらには、工作テーブルを高速で回転させ、主軸にバイトを取り付けて旋削ができるものや、フライス工具の代わりに研削砥石を使い、寸法計測用のプローブも搭載しています。フライス加工、旋削加工、研削加工だけでなくレーザー加工も可能で、複雑な形状の部品加工を短時間で行うことができます。

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高速・高性能ワイヤ放電加工機
SL400G

 ワイヤ放電加工機は、ワイヤを電極として加工対象物との間で放電を行い、糸鋸で切るように、自由な形に切断することができます。
 原理は放電により加工対象物の表面を溶かして除去することで切断します。
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3Dプリンター
FORTUS360mc-S

 3Dプリンタとは、3DCADデータや3Dスキャナデータ(STL)を元に、主に樹脂の層を細かく積層させて立体モデルを手軽に作成できる機械です。
 FORTUS 360mc-Sは、最小積層ピッチが0.127mmのため、非常に細かい造形物を出力することができます。

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金属光造形複合加工機
LUMEX Avance-25

 金属粉末にレーザーを照射して焼結する工程と、高速切削仕上げを行う工程とを繰り返し行いながら造形する機械です。
 実際には、金属粉末を0.05mm厚にした後にレーザー照射し、それを10回繰り返した後、0.5mm厚になった時点でエンドミルで造形物の輪郭を高速・精密に切削します。造形終了後の金属粉末は回収し、再利用が可能です。

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3Dプリンター
Projet4500

 Projet4500は、約100万色のカラー再現能力を持つ3Dプリンタです。プラスチックパウダーを0.1mm厚にした後、接着剤を含んだカラーインク(CMY)を吹き付けて繊細な3Dモデルを加工することができます。
 また、面倒な造形後の加工処理を必要とせず、使用しなかったプラスチックパウダーは再利用できます。

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3Dスキャナ
Artec EVA

 3Dスキャナとは、光を測定対象物へ照射して、物体や人体などを計測し、3次元データへ変換する機械です。
 AretecEVAは、ビデオカメラのように高速に3次元データを取得することができます。また、対象物へのマーカー貼付も必要ありません。

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3Dスキャナ
ATOS Core 300

 3Dスキャナとは、光を測定対象物へ照射して、物体や人体などを計測し、3次元データへ変換する機械です。
 ATOS Core 300は、2個のCCDカメラによるトリプルスキャン方式により、高精度の3次元データを取得することができます。

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