まにゅある


実行ファイルの作成手順


☆★☆ Visual C++でのEXEファイル (*****.exe) の作成手順 ☆★☆


Visual C++で実行ファイルを作成する手順について説明します。

[ファイル(F)] - [新規作成(N) Ctrl+N] を選択すると、ウインドウ(下の画像)が開きます。
Visual C++のプログラミングは、素人には困難であることから、C言語のみを用いて作成を行うので、
Win32 Console Application』を選択してプロジェクトの作成を行います。

[ファイル(F)] - [新規作成(N) Ctrl+N] ⇒ 『Win32 Console Application』

[OK] を選択して、Sampleというプロジェクトを作成するための次のステップ(下の画像)に行きます。
ここでは、[空のプロジェクト] を選択して、[終了] を選びます。

[空のプロジェクト] ⇒ [終了]

以上で、実行ファイルを作成するためのプロジェクトを作成できました。

次に、実行ファイルを作成するには、ソースファイルが必要なので、
あらかじめ作成しておいたソースファイル(*****.cpp等)をプロジェクトに追加します。
追加の仕方は、[FileView]を選択して、下の画像のように表示させ、
SampleファイルまたはSourceFilesの所で右クリックし、[ファイルをプロジェクトへ追加(F)]を選び、
作成しておいたソースファイルをプロジェクトに追加します。
ソースファイルが無い場合は、新規作成でプログラムを組んで下さい。

[ファイルをプロジェクトへ追加(F)]

あとは、コンパイルするとプロジェクトのあるフォルダの下に、
「Debug」または「Release」というフォルダが生成され、
その中に、*****.exeができています。

≪備考≫
Visual C++で実行ファイルを作成するとデフォルトでは、
プロジェクトのあるフォルダの下に、「Debug」または「Release」というフォルダが生成されます。
そのフォルダには、*****.exe以外に非常に重いファイルができます。
そのため、作成したプログラムの持ち運びが困難になります。

そのような場合、作成した時に用いた、
ソースファイル(*****.cppなど)とヘッダーファイル(*****.h)、
そして、ドライバなどを用いたプログラミングの場合は、ライブラリ(*****.libなど)等を持ち歩くことを薦めます。
なぜなら、上で説明した作成手順を行えば、違うパソコン上でもビルドするぐらいは可能だからです。
※実行する場合は、PCIボード(外部周辺機器)などを使っていない場合は、可能だと思います。





☆★☆ Visual C++でのDLLファイル (*****.dll) の作成手順 ☆★☆


基本的な作成手順は、「Visual C++でのEXEファイル (*****.exe)の作成手順」の時とほとんど同じです。
まず、『Win32 Dynamic-Link Library』を選択します。

[ファイル(F)] - [新規作成(N) Ctrl+N] ⇒ 『Win32 Dynamic-Link Library』

次に、『空のDLLプロジェクト』を作成します。

[空のプロジェクト] ⇒ [終了]

「Visual C++でのEXEファイル(*****.exe)の作成手順」の時と同様に、
[ファイルをプロジェクトへ追加(F)]を選び、
作成しておいたソースファイルをプロジェクトに追加します。

[ファイルをプロジェクトへ追加(F)]

あとは、コンパイルするとプロジェクトのあるフォルダの下に、
「Debug」または「Release」というフォルダが生成され、
その中に、*****.dllができています。

≪備考≫
できたDLLファイルを使う場合は、どこかパスの通ったディレクトリ(フォルダ)に置く必要があります。
MS-DOSプロンプトを起動し、”path”と入力すると、
パスの通ってるディレクトリの一覧が表示され、そこにDLLファイルを移動させます。

パスの通ってるディレクトリに入れないと、『DLLが見つかりません』という警告メッセージが出ます。
ちなみに研究室では基本的に、D:\Vstd\VC98\Binに入れています。

≪注意≫
Windows標準のパスの通ったところにDLLファイルを置く場合、
誤って、Windowsに必要なDLLを上書きしてしまう恐れがあります。
だから、なるべく標準のパスにはDLLファイルを移動させないようにしましょう。
方法としては、C:\AUTOEXEC.BATをNotePadなどで開き、書き換えます。
この場合、記述を誤るとWindowsが起動しなくなる恐れがあります

Autoexec.batの書き換える場所は、一番下の行にある
(例) SET PATH=C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\COMMAND;C:\DLL
の所を書き加えるだけです。例では、C:\DLLというフォルダを作成しておき、
そこに、DLLファイルを移動させて使用できる環境を整えるようにしています。

なお、上記の操作を行って、パソコンが不安定になっても責任は一切負いません
個人の責任の上で対処して下さい。





☆★☆ Visual BasicでのEXEファイル (*****.exe) の作成手順 ☆★☆


Visual Basicでの実行ファイルの作成手順は2通りあります。
Visual Basicを起動し、あらかじめフォームデザインとコード記述を行っているものとして、
以下に説明します。

〜 Visual Basicを起動せずに実行ファイルを作成する場合 〜

Explorerで、プロジェクトファイル(*****.vbp)とフォームモジュール(*****.frm)を表示している状態で、
プロジェクトファイル(*****.vbp)の所で右クリックすると、
実行可能ファイルの作成』があるのでそれを選びます。
しばらくすると、同じフォルダにEXEファイル(*****.exe)が生成されます。


〜 Visual Basicを起動して実行ファイルを作成する場合 〜
Visual Basicを起動して、プロジェクトファイルを開きます。
あとは、[ファイル(F)] - [プロジェクト名.exeの作成(K)...]を選択します、

[ファイル(F)] - [プロジェクト名.exeの作成(K)...]

しばらくすると、同じフォルダにEXEファイル(*****.exe)が生成されます。





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